2011年12月29日木曜日

Flandra Esperanto-Ligoの電子書籍

FEL (Flandra Esperanto-Ligo) のオンラインショップでは紙本のほかに電子書籍も取り扱っている。

ブラウザで上記ページを開いて、ドロップダウンメニューから "e-libroj" を選び、"Montru la petitan liston"ボタンをクリックする。現在のところ40種程度の電子書籍が販売されていることがわかる。
大抵の書籍は複数のファイル形式で出されており、EPUB形式、mobi形式、PDF形式のいずれでも読めるものが一番多い。次に多いのがEPUB形式とmobi形式の2種類の形式で出ているもの。

また無料のお試し版が用意されていて、次のウェブページからアクセスできる。

例えば "La Ŝtona Urbo"(石の都)という歴史小説の場合、全8章のうち始めの3章が読めるようになっていて、読者サービスとしては十分と言える。私はこのお試し版を読み進むうちに面白くなって、ついに本編を購入してしまい、現在第5章を読んでいる最中である。

2011年12月27日火曜日

Mondialの電子書籍

Mondial はニューヨークに本拠地を置く出版社。エスペラントの総合文芸誌 "Bletra Almanako"(年三回刊)を始めとして様々なエスペラント関連書籍を出している。
そのMondialが今年から電子書籍でも出版を始めた。
ウェブサイト: http://bitlibroj.com/

言葉は出てこないが、EPUB形式とPDF形式を供給しているようだ。ただしいくつかの書籍はPDF形式のみとなっている。
たいへん残念なことに、現時点で販売対象が米国内に限定されている。これはGoogle booksを利用しているためだという。
その代わりにということではないが、PDF形式の一部が試し読みできるようになっているので、気になる書籍についてはアクセスしてみるとよい。
いずれにせよ、Google booksが米国外にも販売対象を広げるよう強く希望する。

2011年12月24日土曜日

EPUBをmobiファイルに変換する

ロシアの出版社 Sezonoj は従来の出版物以外に電子書籍も出している。現在のところ10冊だけだが、1点を除いて無料でダウンロードできる。形式はPDFとEPUBの2種類。
ウェブページはここ→ http://esperanto.org/Ondo/Libroj/Libroj.php

中に "Naskiĝo de la Rustimuna Ŝtalrato" (Harry Harrison) というのがある。アメリカのSF作家ハリイ・ハリスンの "A Stainless Steel Rat is Born" (『ステンレス・スチール・ラットの誕生』未邦訳) という作品のエスペラント訳。

これのPDF版をキンドルの6インチ画面で読むのはとても不可能。そこでEPUB版をmobiファイルに変換してキンドルに転送する。やはり Calibre を使うと簡単にできてしまう。

(1) ウェブページからEPUB版をPCにダウンロードする。
(2) Calibre を起動して、EPUBファイルをドラッグ&ドロップする。
(3) 「本を変換」ボタンをクリックし、出力にmobiを指定して実行。
(4) キンドルをPCに接続してmobiファイルを転送する。

これだけ。

2011年12月23日金曜日

HTMLをmobiファイルに変換する

『賢者の贈り物』といえばオー・ヘンリー作のクリスマス物語の定番。

英語原文 (The Gift of the Magi):
エスペラント訳 (La donaco de la magoj):

これをキンドルに取り込んで読んでみようと考えて、いろいろググってみたら既にやった人が何人もいた。それらの記事を参考にしたら割と簡単にできてしまったのでここにまとめておきます。

(1) フリーの電子書籍管理ソフトCalibre(キャリバー)をインストールする。
 ウェブサイト:http://calibre-ebook.com/
 Windows版、Linux版、Mac版あり。
(2) 目的のウェブページをHTMLファイルとしてPCに保存する。
(3) Calibreを起動して、(2)のHTMLファイルをドラッグ&ドロップする。
(4) Calibreの「書誌情報」ボタンをクリックし、適宜修正する。
(5) Calibreの「本を変換」ボタンをクリックし、出力にmobiを指定して実行。
(6) キンドルをPCに接続してmobiファイルを転送する。

以上です。

2011年12月22日木曜日

電子書籍元年!?

2011年は自分にとっての電子書籍元年だった。
何と言ってもキンドルを手に入れたことが大きい。
これでようやく紙の本の代わりに持ち歩いて、読書に専念する媒体を確保できた。
電子ペーパーは目にやさしい。mobiファイルは文字の拡大縮小が比較的容易だ。
文字サイズの変更に応じてページレイアウトが自動的に変更されるのもいい。
これまで微妙に字の小さい書籍を苦労して読んでいたが、やっと解放されることができる。

なお、いつの間にか手元にある電子書籍リーダーが各種合わせて4台になっていたのは、ここだけの話です。(^^;